東ティモールが地域統合のさらなる深化に向けて準備を進める中、次世代を担う指導者らで構成された代表団が今週、カンボジアの産業・科学・技術・イノベーション省(MISTI)を訪問し、同国の工業化の枠組みやイノベーション戦略について調査した。
将来の地域リーダーを育成するためのリーダーシップ・プログラム「Futuru Lider ba ASEAN(FLBA)」の参加者らは、5日間の研修プログラムの一環として、同省の高官らと意見交換を行った。
カンボジア駐在東ティモール大使館のアベリノ・フェルナンデス・シメネス・ペレイラ第一書記が率いる代表団には、公共政策、医療、教育、ガバナンス分野の専門家が参加した。
MISTI(産業・科学・技術・イノベーション省)のフル・セインヘン国務次官は、科学・技術・イノベーション(STI)は知識基盤経済を構築するための基本的な柱であると述べた。
「科学、技術、イノベーションは、知識基盤経済を構築し、産業および中小企業を支援するために不可欠な柱です。カンボジアは、東ティモールがASEAN共同体へのさらなる統合に向けて準備を進める中で、友好国である同国と経験や教訓を共有できることを歓迎しています」とセインヘン氏は述べた。
会談では、カンボジア政府関係者が、国家品質インフラ、技術移転の仕組み、官民連携が生産性と競争力の向上をどのように加速させるかについて説明した。
代表団は、カンボジアにおける政策実施、人材育成、産業成長を地域的な方針と整合させるための戦略について理解を深めた。
セインヘン氏は、カンボジアは二国間パートナーシップと相互支援への取り組みを引き続き重視していると述べた。
「ASEAN科学・技術・イノベーション委員会の一員として、カンボジアは、包摂的で持続可能な発展に貢献する地域パートナーシップの支援に引き続き取り組んでいます」と同氏は述べた。
関係者は、今回の訪問が、東ティモールのASEAN専門知識の活用に向けた戦略的な取り組みを示すものであり、正式加盟を前に、制度的能力の強化と二国間協力の促進を図る動きを強調していると指摘した。