カンボジアと米国は、防衛協力をさらに強化することで合意しました。フン・マネット首相と、米国のエルブリッジ・コルビー国防政策担当次官は金曜日、プノンペンで、両国の軍事関係や2027年の「アンコール・センチネル」演習、防衛能力の向上に向けた取り組みについて協議しました。
米国大使館によると、コルビー氏とフン・マネット首相との会談は、国家主権の相互尊重と、両国に利益をもたらす実務的な協力拡大という共通の利益を基盤とする二国間関係の強化に向けた重要な一歩となりました。
同大使館は、カンボジアとの新たなパートナーシップについて、国家主権を尊重し、共通の利益に基づく実践的な協力を進める、野心的な関係を目指すものだとしています。
コルビー氏は、近年のカンボジア・米国関係の進展を評価し、防衛協力が重要な進展分野の一つであると強調しました。
また、カンボジアによるクアラルンプール和平合意の履行への取り組みを歓迎し、現実的な軍事改革への支持を表明しました。さらに、カンボジアは米国にとって重要なパートナーであり、米国は今後もプノンペンとの防衛協力を強化していくと述べました。
これに対し、フン・マネット首相は、防衛分野を含む両国関係の前向きな進展を歓迎しました。
さらに、両国間の軍事協力を継続する方針を確認し、今後も防衛協力を一層促進していく考えを示しました。
フン・マネット首相は、2027年に予定されている「アンコール・センチネル」合同軍事演習の準備状況を評価するとともに、カンボジア王国軍の能力向上に向けた両国間の継続的な協力を歓迎しました。
首相は、こうした軍事演習や訓練は、軍事能力の向上だけでなく、両国軍の友好関係を深める架け橋としての役割も果たしていると述べました。
また、カンボジアとタイの停戦および2025年10月26日付のクアラルンプール共同声明の実現に向けた支援、さらに両国間の和平構築に向けた取り組みへの継続的な支援について、ドナルド・トランプ大統領と米国政府に謝意を表明しました。
フン・マネット首相はまた、カンボジア・タイ国境沿いの最近の情勢についてコルビー氏に説明し、国際法に基づき、両国間で締結された既存の条約、協定、合意に従って、国境問題を平和的に解決する方針を強調しました。