シハモニ国王、カンボジア赤十字社に10万ドルを寄付

ノロドム・シハモニ国王は、人道支援活動を支援し、自然災害の被災者を含む困窮者を援助するため、カンボジア赤十字社(CRC)に10万ドル(4億リエル)を寄付しました。

カンボジア赤十字社(CRC)常任副会長を務めるピッチ・チャンモニー首相夫人は金曜日、プノンペンの王宮で国王から寄付金を受け取りました。

カンボジア赤十字社(CRC)のブン・ラニ会長が発表した謝意の書簡によると、今回の寄付金は、シハモニ国王が美術講師として活動していた時期や、フランスのユネスコ・カンボジア大使を務めていた時期、さらに国王として在位している期間を含め、40年以上にわたって蓄えてきた私財から拠出されたものです。

ブン・ラニ会長は、CRCの人道支援活動に対する国王の継続的な支援に感謝を表明し、今回の寄付を貴重な貢献と評価するとともに、国王としての責務を誠実に果たしていることに敬意を表しました。

同氏は、国全体で災害の被害を受けた人々を支援するとともに、CRCの活動を強化するため、シハモニ国王が同組織に定期的に王室からの寄付を行っていると述べました。

ブン・ラニ会長によると、CRCは今回の寄付金を、国境紛争による避難民や退役軍人、その他緊急の支援を必要とする社会的弱者への支援に活用する予定です。

CRCのメン・ネアリー・ソフィアク第1事務総長は以前、国王と王太后が同組織の活動を支援するため、定期的に資金を提供していると述べていました。

同氏によると、シハモニ国王による寄付額は近年、約1万ドル(4,040万リエル)から10万ドルへと着実に増加しています。

メン・ネアリー・ソフィアク氏は、「私たちのニーズに基づくと、年間約1,000万ドルが必要です。そのため、約1,100万ドルが必要となりますが、これは慈善家の方々の協力にも左右されます」と述べました。

また、CRCは、災害被災者への支援、生計の改善、健康増進、さまざまな救援活動の実施など、人道支援活動を行うための資金を必要としていると説明しました。

同氏は、CRCが支援活動を実施できるかどうかは、各界の慈善家や寄付者からの支援に大きく左右されると述べました。

メン・ネアリー・ソフィアク氏は、CRCの本部や各都・州で実施される支援活動に対し、慈善家に協力を呼びかけました。これにより、救援活動を強化するとともに、支援を必要とする人々が直面する困難の軽減につなげるとしています。

シハモニ国王は8月7日、王宮で行われた式典に臨席し、7つの都・州に建設された学校校舎、道路、池、井戸などの完成を象徴的に宣言しました。

これは、国王が7月3日に中国から帰国して以来、初めて公の場に姿を見せたものです。国王は中国滞在中に手術を受け、医療治療を受けていました。