カンボジアのスタートアップ14社が、第6期リバース・イノベーション・プログラムに選出されました。同プログラムは、起業家が実際の市場課題に対応する実践的なソリューションを開発できるよう支援するとともに、主要分野におけるイノベーションの強化を目指しています。
選出されたスタートアップ各社は、8月14日にプノンペンで開催された「リバース・ピッチ・デー」で紹介され、第6期「リバース・イノベーション・プログラム」の開始が発表されました。
式典では、テチョ・スタートアップ・センター(TSC)のエグゼクティブ・ディレクター、タイング・ングオンリー博士があいさつを行い、参加するスタートアップ企業に対し、柔軟に対応すること、規律を持って実行すること、そしてネットワークを最大限に活用することという3つの重要な提言を示しました。
ングオンリー博士は、スタートアップ企業に対し、当初のアイデアに固執するのではなく、柔軟な姿勢を持ち、フィードバックに耳を傾け、アイデアを試しながら解決策を改善していくことを求めました。
また、スタートアップがプログラムに参加する上では才能が重要である一方、事業を成長・拡大させるためには、日々の継続的な実行力が不可欠であると強調しました。
TSCのエグゼクティブ・ディレクターはまた、参加者に対し、プログラム期間中に利用可能なリソースを最大限に活用し、積極的に質問するとともに、パートナーシップを構築し、有意義な人脈を築くことを呼びかけました。
このイベントには、クメール・エンタープライズ(KE)のコーディネーション・デベロップメント・リードであるソクン・ソチェアタ氏をはじめ、スタートアップ企業、開発パートナー、投資機関、その他カンボジアのスタートアップ・エコシステムの主要関係者らが参加しました。
従来のアクセラレーション・プログラムとは異なり、リバース・イノベーション・プログラムは「課題起点」のアプローチを採用しています。実際の市場で生じている課題を特定し、それに対応した効果的なソリューションを開発できるスタートアップ企業と、業界の専門家を結び付ける取り組みです。
第6期プログラムでは、最低実行可能製品(MVP)段階と事業運営段階という2つの重要な段階にあるスタートアップ企業への支援に重点を置いています。
「リバース・ピッチ・デー」では、最終候補に選ばれた14社が、業界の専門家やメンターによるプレゼンテーションや検証を通じて、現在市場で直面している主要な課題について理解を深めました。
このプログラムには、地元の起業家やイノベーターから大きな関心が寄せられ、95件の応募がありました。厳格な審査・選考を経て、成長の可能性が高い14社のスタートアップが参加企業として選出されました。
選出されたスタートアップ企業は、4週間のブートキャンプを受けた後、11週間のアクセラレーション・フェーズに進みます。プログラムの最終段階では「フォワード・ピッチ・デー」が開催され、各スタートアップが一般に向けて事業の進捗状況を発表するとともに、総額8,000万リエル(約2万ドル)の株式取得を伴わない投資をめぐって競います。