カンボジア王国国防省は、カンボジアとタイの停戦合意実施後の国境情勢を監視するASEAN監視団(AOT)に、シンガポールから軍将校2人を受け入れたと発表した。
国防省のマリー・ソチアタ報道官によると、到着したのはリー・イーミン少佐とトー・ウィー・チャン准尉で、2人はシェムリアップ・アンコール国際空港に到着した。両名は、マレーシアが主導するASEAN監視団の一員として、国境地域における状況の観察、検証、報告を担当する。
カンボジア政府は、ASEAN監視団の活動に強い支持を示しており、カンボジアとタイの双方が停戦および合意された措置を確実に履行するためには、同監視団の役割と責任を強化することが重要だとの立場を示している。こうした取り組みは、両国間の透明性、説明責任、信頼関係の向上につながるとしている。
また報道官は、カンボジアとして友好国からのさらなる関与を歓迎する姿勢も明らかにした。
王立政府および国防省は、2025年12月27日に開催された第3回カンボジア・タイ国境総合委員会(GBC)特別会合の共同声明、同年10月26日に発表された両国間の和平合意に関する共同宣言、そのほか関連するすべての合意を完全かつ厳格に履行するとの強い決意を改めて強調した。
政府は、これらの取り組みが国境地域の早期正常化を促し、恒久的な平和、安定、そして長期的な安全保障の確立につながるとの期待を示している。