エア・カンボジア、ボーイング737MAX型機の大型発注を最終決定

カンボジアの国営フラッグキャリアであるエア・カンボジアは、世界的航空機メーカーのボーイングからボーイング737MAX型機10機を購入する大型発注を最終決定した。最初の機体引き渡しは2031年を予定していると、民間航空庁が昨日発表した。

発表によると、民間航空を所管するマオ・ハヴァンナル大臣は、同庁およびエア・カンボジアの幹部らとともに、1月5日から9日にかけて米国シアトルにあるボーイングの製造施設を訪問し、737MAX型機10機の購入手続きを最終的に取りまとめた。

同大臣は、購入契約に基づく737MAX型機は2031年にカンボジアで運航を開始する予定であり、旅客および航空貨物の国際的な接続性を拡大するとともに、地域および国際社会におけるカンボジアの航空分野の評価向上につながると述べた。

また、同型機の導入は、経済、観光、文化の振興に重要な役割を果たす航空分野の強化に寄与し、カンボジアの持続可能な発展を後押しするものになると強調した。国際空港インフラの発展に対応するとともに、年平均14%の成長率で増加している国際航空旅客の需要にも応えるとしている。

今回の訪問中、一行はボーイングの航空機生産工程や関連インフラを視察し、生産技術や革新的な手法、品質管理・保証体制、安全管理システムなどについて理解を深めた。さらに、737MAX型機の性能、安全性向上、整備支援、就航準備など、技術面および運航面の詳細についても協議が行われた。

民間航空庁は、今回の訪問がカンボジアの民間航空分野とボーイングとの協力関係を一層強化・拡大する重要な一歩であり、将来の同型機運航が国際的な安全基準および耐空性基準を十分に満たすことを確保するものだとしている。

一方、1月10日にプノンペンで行われた会合では、プラック・ソコン副首相と、米国務省東アジア・太平洋担当次官補のマイケル・ジョージ・デソンブル氏が、両国関係の進展に満足の意を示した。デソンブル氏は、エア・カンボジアによるボーイング機10機の購入決定を歓迎し、米国とカンボジアの経済関係が着実に深化していることを示すものだと述べた。