サイクリングイベント、日曜日に開催」

カンボジア欧州連合(EU)代表部は、日曜日に開催される大型市民参加型サイクリングイベント「地球のためにペダルを、明日のために走ろう」の第3回開催に向けて準備を進めています。この取り組みは、自転車利用の環境面での利点に対する認識を高め、持続可能な都市開発を促進し、さらにEUが掲げる地球規模の気候変動対策およびグリーンディールへの強いコミットメントを示すことを目的としています。

同イベントは、教育・青年・スポーツ省、環境省、プノンペン都庁と協力して実施され、一般市民なら誰でも参加できます。コースは、ココナッツパーク(コー・ノレア)を出発・到着地点とする全11キロメートルで、首都プノンペン市内を走行します。主催者によると、このルートはレクリエーションとして楽しめるだけでなく、地域コミュニティを結びつけ、より環境に優しく、住みやすい都市づくりを促すことを目的として設計されています。

カンボジアEU大使イゴール・ドリースマンス氏は、このイベントが持つ「共有された責任の精神」を強調し、自転車を「シンプルでありながら非常に強力な気候アクションだ」と表現しました。

同大使は、イベントは“より緑豊かで健康的な都市を築き、すべての人に持続可能な未来を保証する”という共同の約束を象徴するものだと述べました。

「このイベントは、環境保全を重要な柱とするEUのグローバル・ゲートウェイ戦略の価値観を反映しています」と付け加え、プノンペン市民および地域コミュニティに広く参加を呼びかけました。

当日は音楽、軽食、家族向けアクティビティ、子ども向けプログラムなどが用意され、祝祭ムードに包まれます。

現在参加登録が開始されており、参加希望者は公式発表に記載されたQRコードをスキャンして登録