カンボジア商業省が18日に公表した報告書によりますと、同国の2025年1月から10月までの欧州連合(EU)およびASEAN向け輸出額が、いずれも2桁の伸びを示しました。
報告書によりますと、EU向けの輸出額は42億1,000万ドルで、前年同期比17.3%の増加となりました。
また、ASEAN加盟国向けの輸出額は48億ドルで、前年同期比16%増となりました。
この期間のカンボジアの総輸出額259億ドルのうち、EU向けが16.2%、ASEAN向けが18.5%を占めています。
商業省のペン・ソビチェア報道官は新華社の取材に対し、EU向けの主力輸出品は衣料品、繊維製品、靴、旅行用品、バッグ、自転車、タイヤ、電子機器、さらに精米、カシューナッツ、キャッサバ澱粉、バナナなどの農産物だと述べました。
また、ASEAN向けの主要輸出品も衣料品、靴、旅行用品、バッグ、タイヤ、電子機器、農産物などが中心だとしています。