スキル開発基金(SDF)、民間部門との連携強化で開発を推進

カンボジアをスキルにあふれた国へと変革することが、スキル開発の成功であると、スキル開発基金(SDF)のCEOキ・ソッキム氏は金曜日に述べた。

「民間パートナーシップ&推進」に関するワークショップでの発言で、ソッキム氏は、民間部門と職業技術教育訓練(TVET)機関とのつながりを強化することが、実際の産業ニーズを理解する上で大きな機会を生み出すと語った。

この協力関係は、現在および将来の労働市場の実際の需要に応じたスキルを開発するための鍵であると同氏は述べた。

「カンボジアにおけるスキル開発の成功は、私たち全員の成功であり、カンボジアをスキルに満ちた国に変え、2050年までに高所得国にすることに貢献することを目指しています」とソッキム氏は付け加えた。

このワークショップは、SDFとTVET機関との間で、産業のニーズに合致したスキルを共同で開発するための民間部門との協力を強化する上でのベストプラクティスを共有することを目的として開催された。また、デジタルマーケティングに関する経験やツールの共有、SDFの新しいプロジェクト管理システム(PMS)を通じた研修プロジェクト提案の提出手順や新プログラムの紹介も行われた。

SDFがアジア開発銀行(ADB)、フランス開発庁(AFD)、労働職業訓練省(MoLVT)の職業技術教育訓練総局(DGTVET)と協力して開催したこのワークショップには、DGTVET副総局長のサ・ケンヴィディ氏、AFD代表のアオク・マリカ氏、ADB上級社会セクター担当官のマル・ソペア氏、そして全国および地方レベルの50以上のTVET機関の代表者が参加した。

ケンヴィディ氏は、SDFがカンボジアのスキル開発を推進する上で果たしている重要な役割に深い感謝の意を表し、SDFの取り組みが王国政府の「五角戦略フェーズ1」の人材開発優先課題と密接に一致していると指摘した。

一方、ソペア氏は、地域的および国際的な開発パートナーとの強固な連携を構築することが効果的なモデルであると述べた。さらに、開発パートナーや民間部門の経験を活用し、産業のニーズに効果的に応えるスキル開発プログラムを設計・実施することができると付け加えた。