在日カンボジア大使館、1月7日戦勝記念日46周年記念式典を開催

2025年1月5日、在日カンボジア大使館は、クメール・ルージュ政権からの解放を記念する歴史的瞬間である1月7日の戦勝記念日46周年を記念する式典を開催した。トゥイ・リー駐日カンボジア大使の司会で行われたこのイベントには、カンボジア人コミュニティーのメンバー、学生、インターン、日本在住・在勤の熟練労働者など100人以上の出席者が集まった。
トゥイ・ライ大使は式典の冒頭で、カンボジア国民の「第二の誕生日」である1979年1月7日の深い意義を強調した。大使は、この極めて重要な日がクメール・ルージュによる大量虐殺政権の終焉を示し、カンボジアが当時の荒廃から立ち直る道を開いたことを振り返った。

大使は、カンボジアがこの数十年の間に達成した進歩を強調し、この成功の多くはフン・セン前首相のリーダーシップと彼の「ウィンウィン政策」の実行によるものだと述べた。この政策により、1998年12月29日に内戦が永久に終結し、国民の団結、平和、安定がもたらされたと述べた。

イベントでは、クメール・ルージュの暗黒の時代から現在の発展のマイルストーンに至るまでのカンボジアの歩みを振り返るビデオ・プレゼンテーションが行われた。ビデオでは、社会的、経済的、文化的進歩など、カンボジアの目覚ましい変貌が紹介された。

トゥイ・ライ大使はまた、フン・マネ首相率いるカンボジア王国政府の業績についても触れ、同国の持続的な平和、政治的安定、主権、さまざまな分野にわたる急速な経済成長を強調した。

また、12月31日に開催された 「カンボジアを祝う 」フェスティバルを含め、2024年に国内外で数多くの重要なイベントが成功裏に開催されたことに言及し、国際舞台におけるカンボジアの役割の拡大を強調した。これらのイベントは、カンボジアの能力を際立たせるだけでなく、活気に溢れ、たくましい国としてのイメージも強めていると述べた。

最後に、トゥイ・ライ大使は在日カンボジア人に対し、カンボジアの文化、伝統、功績をより広く国際的にアピールするよう呼びかけた。大使は、カンボジアへの関心を高め、より多くの外国人観光客を惹きつけるために、カンボジアのポジティブなイメージを紹介することの重要性を強調した。