首相、国境環状道路を10年で完成させるため2億ドルの予算を承認

フン・マネ首相は、国境環状道路の総延長は2,660キロメートルで、すでに1,300キロメートルが建設されていると発表した。首相は7月、今後10年間で残りの1,300キロを完成させるため、2億ドルを超える予算を承認した。
木曜日にプノンペンのOCICで行われた約2,000人の法学部の学生や研修生への修了証書授与式で彼はこのように述べた。

フン・マネ首相は、国境インフラ基金への国民の自発的な寄付に感謝の意を表した。

金額に関係なく、すべての寄付は等しい価値があり、真の愛国精神を反映し、カンボジア国民の高貴な性格を示すものであると彼は考えた。彼は、各界からの参加は単なる象徴的なジェスチャーではなく、国の領土を守るための実際的な行動であると強調した。

首相は、国境沿いのインフラ、特に国境環状道路の建設は、辺境の国境地帯の開発を促進するための重要な課題であると考えた。

その際、首相は、カンボジア国民をつなぐインフラを促進することにより、国境地域、特に4つの州の開発を行うことの重要性を強調した。

首相はまた、自身が軍にいた頃、軍隊が国境をパトロールすることがいかに困難であったかを振り返り、国境パトロールをいつまでも軍隊に頼ることは持続可能ではないと強調した。

その代わりに、地元住民を 「生きた国境フェンス 」として参加させることが、より永続的な解決策になると指摘した。人々がそこに定住し、生活するようになれば、その土地は自分たちのものだと認識するようになり、国境警備隊の設置によって強化される。