カンボジアは月曜日、中国のアリババのようなe-commerceプラットフォームを利用して国際市場に製品を販売するよう起業家に呼びかけた。
カンボジアのチャム・ニムル商務大臣は、「国境を越えて:Alibaba.comを通じてカンボジア製品を世界市場へ」と題したセミナーで、同省とアリババグループは、2023年10月にアリババのe-commerceプラットフォームでカンボジア製品を直接販売するための覚書を交わしたと述べた。
「現在までに、約10社のカンボジア企業が、胡椒の実、マンゴージャム、燕の巣などの製品をe-commerceプラットフォームで販売しています」と、彼女は約320人の参加者に語った。
「中国や世界市場へのカンボジア製品の輸出を後押しするため、中小企業にもこのプラットフォームで製品を販売するよう勧めたい」と彼女は付け加えた。
ニムル商務大臣は、カンボジアが9月に開催される第21回中国東南アジア諸国連合博覧会の傍らで、カンボジア製品を世界的な視聴者に紹介する絶大な可能性を秘めたプラットフォームであるAlibaba.comに国家パビリオンを開設すると発表した。
同大臣は、地域包括的経済連携協定とカンボジア・中国自由貿易協定の下、カンボジアは地域包括的経済連携加盟国や中国に特恵関税で製品を輸出できることを強調した。
税関総署の報告によると、カンボジアは2024年の最初の4ヶ月間に80億米ドル相当の製品を輸出し、前年同期の69億4千万ドルから15.2%増加した。