カンボジアで有名なベーカリーTOUS les JOURSが休止期間を経て、プノンペンに2店舗を再オープンし、カンボジアのベーカリートレンドをリードするために大きく飛躍した。
TOUS les JOURSの復帰は、ソウルを拠点とするCJフードビルとタイを拠点とするグローバル・レストラン・フランチャイズEFG(Express Food Group)との新たなフランチャイズ契約に基づいて行われた。
このフランチャイズ契約に基づき、カンボジアで5店舗のベーカリーショップがオープンする予定であり、そのうちの2店舗が先週正式にオープンした。
1号店はカンプチアクロム地区に、2号店はトゥール・トンプン地区にある。
カンボジアは過去20年間の年間成長率が7%で、成人人口が多く、ポテンシャルの高い国である。これを受け、TOUS les JOURSはカンボジアでナンバーワンのパンブランドになるべく、EFGとのパートナーシップを更新し、戦略的な店舗を立ち上げる計画だと、現地メディア韓国ビジネスニュースが29日に報じた。
「カンボジアでの新たな飛躍は、近隣の東南アジア諸国への進出の橋頭堡となる点で意義深い。また、ベトナムやインドネシアなど東南アジアですでに実績のある差別化された商品力と業績をベースに、カンボジアの新しいKベーカリーのトレンドをリードしていく」と、CJフードビルの関係者の言葉を引用して報じている。
TOUS les JOURSは有名なフランス風の韓国ベーカリーチェーンで、フランチャイズ契約が切れる2023年初めまでカンボジアに進出していた。
当時、プノンペンのTOUS les JOURS店舗はPAPA PAINという新しいベーカリーチェーンに取って代わられていた。
EFGのマネージング・ディレクター、マーティン・ダービーは、TOUS les JOURSのカンボジアへの復帰は、焼きたてのパンから魅惑的なケーキやペストリーに至るまで、プノンペンの顧客に美味しく新しい雰囲気と体験を提供すると述べた。
「私たちは、TOUS les JOURSが家族や友人たちのお気に入りの集いの場となることを願っています」と、地元メディア「フレッシュニュース」は4月28日に報じている。
TOUS les JOURSは、アメリカやカナダなどの北米をはじめ、インドネシアやベトナムなど7カ国で400店舗以上を展開している。