農林水産省(MAFF)が火曜日に発表した報告書によると、カンボジアは今年最初の7ヶ月間に450万トンの農産物を輸出し、約26億ドルの収入を得た。
農産物の輸出量は、前年同期比で19.2%減少した。
カンボジアの主な輸出品目は、コメ、バナナ、マンゴー、キャッサバ、カシューナッツ、トウモロコシ、パーム油、コショウ、タバコなどである。
米の分野では、農林水産省は、国際市場での米価上昇の恩恵を受けるために、地元の米の生産を促進している。
「カンボジアは、インドのコメ輸出禁止から利益を得るため、地元の精米工場の能力を強化し、コメの保管、加工、国際市場への直接輸出を増やしています」と同省は報告書で述べている。
農業はカンボジア経済を支える4本柱のひとつである。同省によると、この部門は2021年の国内総生産(GDP)に24.4%貢献している。
カンボジアは、中華人民共和国税関総署(GACC)が登録輸出企業リストを承認した後、さらに4つのカンボジア産水産物の中国への直接出荷を開始する。
月曜日に発表された在カンボジア中国大使館の声明によると、ロブスター、ウナギ、エレファントフィッシュ、カタツムリを含む4つの養殖製品はすべての輸出手続きを完了し、中国への正式な出荷が許可された。
最初の輸出はカンボジアのTienit国際貿易会社に許可され、中国税関はこれらの水産物の輸出を許可した。この動きは、カンボジアの農産物を中国市場に輸出する上で重要な成果である、と中国大使館は声明の中で述べた。
農林水産省の広報官であるイム・ラクナ氏は、この動きは、国内の食料安全保障を確保することに重点を置くだけでなく、衛生・植物検疫基準を備えた高品質の農産物の市場を見つけるという、農業分野の明確な政策を設定するために同省が行った努力の賜物であると述べた。
「中国市場への天然水産物の輸出は、カンボジアと中国間の輸出入を促進するだけでなく、カンボジアの漁師の生活にも貢献します」とラチュナ氏は昨日述べた。
カンボジアは現在、米、マンゴー、バナナ、キャッサバ、パイリンロンガンを中国に輸出している。