カンボジアの国家予算歳入は2023年最初の10ヶ月で約49億ドルに達し、2%減少

2023年の最初の10ヶ月間において、国家歳入徴収額は2023年財政法の74.95%に相当する20兆1,600億リエル(約49億ドル)に達し、2022年の同時期と比較して2.02%減少した。これは経済財務省の報告による。

経済財務省によると、財政収入源は18兆1,410億リエル(約44億円)に達し、2023年財政法の77.45%に相当し、4.2%減少、税外収入は19億8,600万リエル(約4億8,000万円)に達し、2023年財政法の92.72%に相当し、24.08%増加した。

経済財務省は次のように述べている「過去数年間の歳入実績の傾向に基づき、カンボジアの社会経済活動の回復と相まって、歳入の徴収は2023年の法律で計画された通り、計画達成に向けて順調に進んでいます。」

歳出に関して、経済財務省は、国家総支出の実施は2023年財政法の74.95%に相当する26兆420億リエル(約63億2,000万ドル)に達し、2022年の同時期と比較して19.49%増加し、そのうち資本支出は約8兆9,270億リエル(約21億6,000万ドル)で12.32%増加し、経常支出は約17兆1,150億リエル(約41億6,000万ドル)で23.60%増加したと強調した。全体として、歳出の実施は引き続き積極的な支出抑制の原則を維持している。

経済財政省は、最初の10ヶ月間の国家歳入・歳出予算総額に基づき、「その結果、国家予算の実施は5兆8,810億リエル(約14億2,000万ドル)の赤字となっている 」と指摘した。

カンボジア政府は、国家総融資を最も効果的に管理・使用することに細心の注意を払い続け、国家予算執行のニーズを適時に満たすために十分な資源を提供していることに留意すべきである。

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