ニューヨークの大手企業、カンボジアへの投資に意欲

ニューヨークに本社を置く世界的な独立系投資銀行アドバイザリー会社であるEvercore Inc.は、カンボジアを労働集約型から技能集約型に転換することで、ホスピタリティ産業と観光セクターへの投資に意欲的である。

Evercore社のキース・マグナス会長は、水曜日、プノンペンのカンボジア開発評議会(CDC)のスン・チャントル副首相兼第一副議長を表敬訪問した際に、その意向を表明した。

チャンソル副首相は会談の中で、カンボジアの労働集約型産業から熟練型産業への転換を図るため、人材の能力向上、ハイテク産業ゾーンの設立、国土の交通網をつなぐインフラ整備に力を入れているカンボジア王国政府のビジョンを強調した。

「特に新議会では、魚や米を地域の他の多くの国々に輸送する回廊の確立や、世界中から観光客をカンボジアに誘致するための観光部門を強化する新たな戦略の開発に引き続き注力していく」と付け加えた。

チャンソル氏はまた、カンボジアにおける工業地帯の分野での投資や協力を歓迎する政府の立場を述べた。「CDCは、カンボジア人全員の利益のために、投資を促進し、プロジェクトを実施する用意があります。」

Magnus氏は副首相に対し、過去に成功したEvercore社のサービスや活動について説明した。「実際、Evercoreはシンガポールの発展に貢献し、素晴らしい業績を上げています。」

米国人起業家は、王室政府の支援を受けて、同社は近く投資環境に関する調査を実施し、相互利益のためにカンボジアの観光産業やその他の関連分野を拡大することを目的とした共同協力の可能性を探ると付け加えた。

9月27日の訪米中、フン・マネ首相は米国の投資家誘致を強力にアピールし、起業や事業拡大の支援を約束するとともに、政府の開発努力における重要なパートナーになることを約束した。

カンボジアの対米輸出は、最初の9ヶ月間で68億ドルに達し、2022年の同時期の70億ドルから2.1%減少したことが、税関総署の報告書から明らかになった。対米輸出額は総輸出額169億ドルの40%を占めた

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