米太平洋艦隊司令官、2027年のカンボジアとの「CARAT」合同演習再開に向けた計画を表明

米太平洋艦隊司令官は金曜日、カンボジア王国軍(RCAF)との二国間の軍事協力を強化する計画を強調し、その一環として、2027年に合同軍事演習「CARAT」を再開する方針を示しました。

スティーブン・T・ケーラー米太平洋艦隊司令官は、プノンペンにあるカンボジア王国軍(RCAF)本部を訪問し、RCAFのヴォン・ピセン総司令官との表敬訪問および二国間会談を行った際に、こうした発言をしました。

会談では、ケーラー司令官が、両国の防衛分野における関係をさらに深めるための主要な協力分野を強調しました。具体的には、人道支援、災害救援、そして地域の平和と安定を支援するための「東南アジア協力・訓練(SEACAT)」演習へのカンボジアの参加などが挙げられました。

双方は、カンボジアと米国の軍事協力、特に両国海軍間の協力が着実に進展していることを高く評価しました。具体的には、頻繁な相互訪問、人材育成、海軍艦艇の寄港、そして2027年に予定されている合同軍事演習に向けた準備などが挙げられました。

ピセン総司令官は、カンボジアの平和と発展に対する米国の長年にわたる貢献に謝意を表しました。また、テロ対策、国際的な犯罪への対策、行方不明となっている米軍関係者(POW/MIA)の遺骨・遺体の捜索・収容、そして軍事能力の向上などの分野において、今後も防衛協力を継続していくことを歓迎しました。

カンボジアのヴォン・ピセン総司令官は、国際法に基づき、国境問題を平和的に解決するというプノンペンの揺るぎない立場を改めて表明しました。また、カンボジアはいかなる軍事力の行使による国境線の変更も認めないと強調しました。

これに対し、ケーラー司令官は、タイとの国境問題を平和的な手段によって解決しようとするカンボジアの姿勢を高く評価しました。