GMS、デジタル貿易とMSMEの振興に向けた戦略を推進

カンボジアは、大メコン圏(GMS)諸国が貿易・投資の統合を進める中、デジタル貿易、農産物輸出、民間セクターの発展に向けた地域協力を一層強化するよう呼びかけた。

商業省のペン・ソヴィチート国務長官兼貿易・投資作業部会議長は、GMS経済協力プログラムの下で策定されている貿易・投資戦略案に関する地域協議会議に、同省の代表者らからなるカンボジア代表団を率いて出席した。

商業省の発表によると、同省で開催された今回の協議会議には、GMS加盟国すべての代表者に加え、アジア開発銀行(ADB)の国際専門家らが参加した。

会合では、GMS貿易・投資作業部会(WGTI)戦略の策定に向け、加盟国から意見や提言を募った。同戦略は、デジタル化を通じて地域貿易を強化し、農産物の輸出機会を拡大するとともに、民間セクターの参加を促進することを目指している。

また、地域経済統合を推進する原動力となる零細・中小企業(MSME)を支援することも、重要な重点分野の一つとなっている。

協議会議でソヴィチート氏は、貿易のデジタル化を一層重視するようADBに要請し、貿易障壁の削減、国境を越えた商取引の円滑化、投資の促進につなげる必要があると述べた。

また、GMS加盟国間での民間セクターの参加拡大と知識共有を促進する必要性も強調した。

さらに、地域の政府関係者や民間セクターの関係者を対象に、能力強化や研修を重点的に実施することを提案し、制度面での能力を高めることが持続可能な経済発展につながると指摘した。

今回提案されている戦略は、GMS加盟国の経済間における貿易統合をさらに深化させるための枠組みを提供するとともに、零細・中小企業(MSME)が国際市場の機会をより積極的に活用できるよう支援するものとなる。