カンボジアは、観光客の滞在期間の延長と観光消費の拡大を目指し、新たなツアーパッケージ、共同マーケティングキャンペーン、各種割引プロモーションを通じて、シェムリアップ・アンコールと国内各地の観光地との連携強化を進めています。
フオット・ハク観光大臣は、シェムリアップ州のプラック・ソポアン知事とともに、観光地間の連携強化に関する全国ワークショップの閉会式に出席しました。この場で観光省は、「2026 シェムリアップ観光サービス・メガセール」のパイロット事業も開始しました。
この取り組みは、クラスター型アプローチのもとで、統合型観光商品や複数の観光地を巡るツアーパッケージを開発し、カンボジアを代表する世界遺産観光地であるシェムリアップ・アンコールを訪れる観光客を国内の他州へ誘導することを目的としています。
この戦略により、観光収入をより広く全国へ波及させるとともに、カンボジアの観光産業の競争力向上が期待されています。
3つの観光クラスターが導入されました。
北部・北西部クラスターは、シェムリアップ州、コンポントム州、バッタンバン州、バンテアイ・ミアンチェイ州、オッドーミアンチェイ州、プレアビヒア州を対象としています。
沿岸部クラスターは、ケップ州、カンポット州、プレアシアヌーク州、コッコン州で構成されています。
北東部クラスターには、クラチェ州、ストゥントレン州、モンドルキリ州、ラタナキリ州が含まれます。
「Visit Cambodia Green Season 2026」キャンペーンを後押しするため、観光省は「2026 シェムリアップ観光サービス・メガセール」を開始しました。
この取り組みでは、対象となるホテル、スパサービス、観光関連商品に対して10%〜50%の割引を実施し、観光の閑散期における旅行需要の喚起を目指します。
フオット・ハク観光大臣は、各州当局および観光事業者に対し、新たな観光商品の開発、観光地ブランドの強化、さらに「1か月・1イベント」や「1州・1イベント」といった取り組みの拡大を継続するよう呼びかけました。
また、フオット・ハク観光大臣は民間セクターに対し、カンボジアが2026年11月に開催予定のフランコフォニー・サミットをはじめとする主要な国際イベントに向けて、最新の1日、2日間、3日間のツアーパッケージを導入するよう呼びかけました。
同大臣は、政府、地方当局、民間セクターのより強固な連携が、競争力があり持続可能な観光産業の構築に不可欠であり、同時に国内各地域のコミュニティへ経済的利益を広げることにつながると述べました。