カンボジアと日本、汚染対策とESG対応の強化を推進

カンボジア工業・科学・技術・イノベーション省(MISTI)のヘム・ヴァンディ大臣は、日本経済産業省(METI)環境管理推進室長の濱坂隆氏を迎え、汚染管理分野における二国間協力の進捗状況を確認した。濱坂氏は、最近の高官級交流や技術協力の進展を歓迎し、カンボジア職員3名が日本で研修を受けたことにも触れた。

濱坂氏は「汚染管理システムは、カンボジアにおける環境および水質汚染の管理に不可欠です。これは外国投資のみならず、すべての産業にとって重要であり、広く推進されるべきです」と述べた。

また、1月に施行されたプラカス(省令)の開始はプロジェクトの具体的な節目であると指摘し、日本側の継続的支援を改めて強調した。

ヘム・ヴァンディ大臣は、日本側の技術支援に謝意を示すとともに、新たに公布された汚染管理および工場配置に関する2つのプラカスについて、今後は実効性のある執行と連携した実施が求められると述べた。「能力構築と規制の執行は長期的な取り組みです。これらの規制が現場で実際の効果を発揮するには、継続的な支援が不可欠です」と語った。

さらに大臣は、汚染対策は大規模工場だけでなく、中小企業にも段階的に拡大すべきであり、企業の規模や能力に応じた適切な遵守要件が必要であると強調した。

「カンボジアは2029年の後発開発途上国(LDC)卒業を控えており、ESG対応は今から始める必要があります。中小規模の工場を含む産業界を支援し、段階的に適切な基準を満たすことで、国際市場での競争力と強靭性を維持することが重要です」と付け加えた。