カンボジア商業省の報告によると、2026年1月のディーゼル、ガソリン、燃焼用ガスの輸入総額は2億1,950万ドルとなり、前年同月比で1.6%増加した。
内訳では、ディーゼルの輸入額が1億3,310万ドルで、前年同月比15%増と大きく伸びた。一方、ガソリンは5,550万ドルで10%減、燃焼用ガスは3,090万ドルで1.3%減となった。
東南アジアに位置する同国は、海底油田の開発が進んでいないことから、現在も石油およびガスの大半を輸入に依存している。
カンボジア工科科学大学・中国ASEAN研究センターの副所長であるトン・メンダビッド氏は、燃料輸入額の小幅な増加について、2026年初頭における安定した経済活動と底堅い国内需要を反映しているとの見方を示した。
同氏は「わずかな増加は、ディーゼルやガソリン消費に大きく依存する輸送、建設、工業部門の継続的な成長を示している」と述べた。
さらに、現在の傾向が続けば、インフラ整備の進展や経済全体の勢いに支えられ、2026年を通じて燃料輸入は緩やかに増加していく可能性が高いとの見通しを示した。