カンボジア商務省の報告によると、2026年1月におけるカンボジアと地域的な包括的経済連携(RCEP)加盟国との貿易総額は約37億6,000万ドルに達し、前年同月の32億8,000万ドルから14.75%増加した。
報告書によれば、2026年1月のRCEP諸国向け輸出額は9億2,700万ドルで、前年同月比19.34%増加。一方、RCEP加盟国からの輸入額は28億3,000万ドルで、13.32%増となった。RCEPとの貿易は、同月のカンボジア総貿易額61億4,000万ドルの61.3%を占めた。
RCEP自由貿易協定は2022年1月1日に発効。ASEAN加盟10カ国に加え、中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国を含む、計15のアジア太平洋諸国で構成されている。
カンボジア商工会議所の副会頭リム・ヘン氏は、「RCEP協定は、国内市場向けのみならず輸出向けの製品生産・加工を目的とした投資誘致の触媒となっている」と述べた。
商務省は、他の貿易特恵措置の縮小による影響を相殺するため、民間部門に対しRCEPの利点を積極的に活用するよう奨励している。
チャム・ニムル商務相も最近、RCEPがカンボジアにとって重要市場であると強調。関連機関と連携し、地域および世界経済への統合を推進するとともに、輸出入市場の多角化に引き続き取り組む方針を示した。
ニムル商務相は1月、「商務省は既存市場の強化と新市場の開拓を目指す戦略を継続して実施している。また、法の支配と開かれた市場原則に基づく多国間主義を堅持し、柔軟性のある貿易環境を維持する」と述べた。
商務省の報告によると、2025年通年のRCEP加盟国との貿易総額は402億ドルに達し、カンボジアの総貿易額652億4,000万ドルの61.68%を占めた。このうち、RCEP諸国向け輸出額は98億ドルで、前年同期比7%増加した。