フン・マネ首相、詐欺と汚職撲滅を指示 政府・警察に厳正対応を警告

フン・マネ首相は、犯罪行為、特に拡大するオンライン詐欺に関与した者に対し、「例外なき厳格な措置」を取ると強く警告した。首相は昨日、内務省の年次会合閉会式で演説し、政府方針を効果的に実施してきた同省のこの1年の取り組みを評価する一方、さらなる法執行の強化を求めた。

首相は、麻薬関連犯罪、人身売買、ギャングによる暴力といった深刻な社会問題を挙げ、治安対策の一層の徹底が必要だと強調した。中でもサイバー関連詐欺の根絶を最重要課題として位置づけ、国家の信頼と健全性を回復するため、断固たる姿勢で臨む必要があると述べた。

また、こうした詐欺行為に政府関係者や警察官が関与していた場合、厳しい懲戒処分や法的措置を免れないと明言した。

治安対策にとどまらず、首相は2026年に向けた政策指針も示し、内務省に対してデジタル化と制度の近代化を加速するよう指示した。具体的には、戸籍・住民登録サービスの提供改善、人材育成の強化、そして地域レベルの安全確保を目的とした「安全な村・コミューン」政策の継続的実施を主要課題として挙げた。

一連の指示は、公共サービスの質を高めると同時に、王国内の行政機関および警察組織における汚職に対して「ゼロ容認」の姿勢を貫くことを目的としている。