カンボジア副首相、中国との「鉄壁の友好関係」を強調

カンボジアのサン・チャントール副首相は、中国の「一帯一路」構想がカンボジアの経済成長にとって重要な支えとなっているとの認識を示した。副首相は開発評議会(CDC)の第一副議長も務めており、インタビューの中で、大規模インフラ整備が国家発展を力強く後押ししていると指摘した。CDCによると、今回のインタビューでは、カンボジアの社会経済の進展、投資環境、そして両国関係の長期的な強固さが主なテーマとなった。

冒頭で副首相は、「一帯一路」構想、とりわけ習近平国家主席に対し、中国政府および国民への感謝を表明。同構想が道路や港湾などの基幹インフラ整備を通じて、カンボジアの発展に不可欠な役割を果たしてきたと強調した。これらのインフラは、同国経済の生命線となっているという。

貿易・投資分野については、中国が引き続きカンボジア最大の外国直接投資国であると説明。「カンボジアは国を問わず、すべての合法的な投資を差別なく歓迎する」と述べたうえで、中国企業に対し、同国での投資機会をさらに模索し、活用するよう呼びかけた。新投資法の下で多くの優遇措置が用意されており、カンボジアが地域の投資拠点としての役割を果たしている点も強調した。

また、2026年には中国人観光客の増加が見込まれており、地域経済を支える重要な原動力になるとの見通しを示した。

カンボジアと中国の国交樹立68周年に触れ、副首相は、故ノロドム・シハヌーク国父と歴代中国指導者によって築かれた歴史的な関係を回顧。フン・セン前首相の下で関係は一層強化され、現在はフン・マネ首相の指導の下、「鉄壁の友好関係」が維持されていると述べた。

さらに、副首相は「一つの中国」政策を支持するカンボジアの揺るぎない立場を改めて表明。加えて、政府は首相の指導の下、オンライン詐欺を含むあらゆる違法行為の取り締まりを断固として進めており、投資家や観光客にとって安全で活力ある環境の確保に全力を尽くしていると強調した。