カンボジア政府は、観光産業の回復と地域競争力の強化を目的に、中国人旅行者を対象としたビザ免除の試験プログラムを今夏から実施すると発表した。フオット・ハク観光相が金曜日、カンボジア観光協会との会合で明らかにした。
試験プログラムは6月15日から10月15日まで実施され、中国本土、香港、マカオを含む中国のパスポート保持者は、出発地に関係なくビザなしで入国できる。
この措置は、観光業界が調整局面に直面する中で打ち出された。2025年最初の11か月間にカンボジアを訪れた外国人観光客数は517万人で、前年同期比13%減少している。
カンボジア観光協会のチャイ・シヴリン会長は、官民連携を通じて観光産業の強靱性を維持する姿勢を示した。約110人の業界関係者が参加した同会合では、現状の課題に関する報告書が提出され、会員支援に向けた政府の介入が要請された。
ハク観光相は、同協会に対し国際的な発信力を高め、2026年の行動計画を政府の「グリーンシーズン行動計画」と連動させるよう求めた。
同相は、組織力の強化と重点市場での積極的なプロモーションが、海外におけるカンボジアのイメージ向上に不可欠だと強調した。