副首相、コッコン州の2026年重点方針を提示 人的資本と治安を柱に

カンボジアの副首相兼国防相であるティア・セイハ氏は、コッコン州の州政府幹部を前にした基調演説で、同州の将来発展に向けた戦略方針を明らかにし、人的資源の育成、技術導入、ならびにテクノロジーを利用した犯罪の撲滅を重要課題として強調した。

演説は、2025年の成果を総括し、2026年の優先事項を定めるために開催されたコッコン州行政当局の年次会合閉幕式で行われた。

王国政府のコッコン州担当作業部会の責任者として、同氏は沿岸州であるコッコン州の潜在力を最大限に引き出し、治安と継続的な発展を確保するための主要な提言を示した。

まず、人的資本とデジタル技術への投資の必要性を指摘し、全分野における研修と人材育成を強化するとともに、教育の推進やデジタル技術の導入を通じて、現代経済に適応する体制を整えるべきだと述べた。

次に、政治的安定、治安、公共秩序の強化が不可欠であるとし、オンライン賭博やITを利用した詐欺、虚偽情報の拡散といった社会を不安定化させる行為を断固として排除する必要があると強調した。

さらに、統治と公共サービスの向上についても言及し、土地管理の効率化、医療サービスの質の向上、コッコン州の観光潜在力を国際的に発信する重要性を指摘した。公共サービスは迅速かつ透明で、差別のない形で提供されるべきであり、これが行政に対する国民の信頼向上につながると述べた。

同氏は、公務能力の強化と包括的な治安の確保こそが、住民に奉仕し、同州により多くの観光客と投資家を呼び込むための基盤であると述べた。最後に、過去1年間に尽力した全ての公務員の努力を称え、国家の利益のため、2026年の業務計画を成功させるべく、引き続き団結するよう呼びかけた。