カンボジア商工会議所(CCC)と米国ASEANビジネス評議会は、両国間の貿易・投資協力をさらに強化していくことで一致しました。
この合意は、11月27日に行われた、カンボジア商工会議所会頭でありASEANビジネス諮問評議会カンボジア議長も務めるキット・メン氏と、米国ASEANビジネス評議会のカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムを担当する地域ディレクター、ジャック・ミント氏との会談で確認されたものです。
ミント氏は会談の中で、特にインフラ整備や新空港の建設など、カンボジアの急速な発展に強い印象を受けたと述べ、今回の訪問は同国の投資ポテンシャルをより深く理解するためのものだと説明しました。また、現在のカンボジアと米国の良好な関係が、両国間のビジネスを促進する好機になるとの見解を示しました。
一方、キット・メン氏は、長年にわたりCCCと米国ASEANビジネス評議会が良好な関係を築き、投資誘致や二国間貿易の促進に向けたビジネスイベントを共同開催してきたことを高く評価しました。さらに、両国間に存在する関税免除措置が、ビジネス関係者に大きな安心感をもたらしている点を強調しました。
同氏はまた、両ビジネスコミュニティの利益と繁栄のため、今後もCCCと米国ASEANビジネス評議会が緊密な協力を続けていく重要性を述べました。
米国ASEANビジネス評議会は、米国とASEAN加盟国の間で経済成長や貿易関係の強化を図ることを目的とした提言組織です。