カンボジア上院議長のフン・セン氏は金曜日、過去76年間で中国はあらゆる分野において大きな成果を収めてきたと述べた。プノンペンで行われた中華人民共和国建国76周年記念行事において、同氏はまた、カンボジアの代行国家元首として、中国はこの期間における国家建設の過程でさまざまな困難や課題を克服してきたと語った。
「中国は経済、貿易、投資、金融、生産、産業、科学、イノベーションの世界的な拠点となり、地域および世界の経済成長を大きく牽引してきました」とフン・セン上院議長は述べた。
カンボジアと中国は1958年に外交関係を樹立した。それ以来、両国の歴代指導者によって丹念に培われてきた友情は、より強固で揺るぎないものとなり、包括的な戦略的協力パートナーシップと「鉄の友情」へと発展したと同氏は強調した。
「我々両国があらゆる分野で緊密かつ実りある協力関係を有していることを大変嬉しく思います。これは我々の伝統的な連帯とウィンウィンの協力を体現するものです」と同氏は語った。
また、両国は今年4月、新時代における「全天候型のカンボジア・中国運命共同体」を構築することで合意したと述べた。これは平等、相互尊重、相互信頼の原則に基づいた鉄の友情にふさわしいものである。
フン・セン上院議長はさらに、中国がカンボジアにとって最大の貿易相手国、投資国、援助国であると指摘した。
「この援助と非常に緊密な協力は、カンボジアの社会経済発展、インフラ整備、国民生活の向上に大きく寄与しています」と同氏は述べ、二国間貿易の拡大と中国からの投資増加を祝福した。
「我々は共に(ダイヤモンド協力)を発展させ、(産業・技術回廊)と(魚と米の回廊)を成功裏に実施し、さらに一帯一路構想(BRI)とカンボジアの(五角戦略フェーズ1)との連携・調和を加速させます」と同氏は述べた。
最後にフン・セン上院議長は、カンボジアがASEAN・中国協力、瀾滄江・メコン協力、大メコン圏、国連といった地域・国際的枠組みの中で中国と緊密に連携し、地域および世界の平和、安定、繁栄、発展に貢献していくと強調した。