ベトナム・バッタンバン総領事館は2日、ベトナム独立記念日80周年(1945年9月2日~2025年)を記念する式典を開催した。カンボジア北西部のベトナム人コミュニティが集い、祖国の誇り高き歴史を称え、明るい未来を展望するとともに、カンボジアとの友好の絆を強化した。
式典にはカンボジア北西部7州の指導者らに加え、地方当局、評議会、治安部隊、商工会議所、国際パートナーの代表者が出席した。
式典で挨拶したベトナム領事グエン・タン・タン氏は、ベトナムとカンボジアが「良き隣人関係、伝統的な友好、包括的協力、長期的な持続可能性」で結ばれた近接国であることを改めて強調した。
同氏は、歴代の指導者と国民によって育まれてきたこの永続的な関係が、大きな発展可能性と緊密な人的交流を有する同地域7州における平和、安定、共有の繁栄の強固な基盤を提供していると強調した。
同氏は、ベトナムの地方自治体とカンボジア北西部州との協力が、貿易、投資、農業、観光、教育、医療、文化、環境保護など様々な分野に拡大し、両国民の生活向上と絆の強化に貢献していると指摘した。
領事は、困難にもかかわらず、団結と勤勉さ、文化の保存、現地社会への円滑な統合を実現している同地域のベトナム人コミュニティを称賛した。
彼は、ベトナムとカンボジアが今後もメコン川のように永続する友情で肩を並べ、生命を支え世代をつなぎ続けると確信を表明した。
ソク・ルー知事はバッタンバン州および他州を代表し、定期的な交流や人的交流活動を通じて強化される両国の緊密かつ発展する関係に賛辞を贈った。
教育、医療、観光、技術その他の分野におけるさらなる協力への双方の取り組みを歓迎した。
祝賀行事では、ベトナムとカンボジアの友好を称える文化公演と、両国の伝統的な絆を紹介する映像が披露された。