在カンボジア日本国大使館と独立行政法人国際協力機構(JICA)は、本日より「政府開発援助(ODA)プレスツアー」を開始する。ODAの目的は、カンボジア国民のための福祉計画に対する日本の2つの政府機関の貢献を強調することである。
この3日間のツアープログラムには、公共事業運輸省(MPWT)のミン・ミーンビー国務長官、同省道路インフラ局のチム・ファラ局長、シェムリアップ州のプラク・ソフォアン知事らが参加する。
昨日のODAプレスツアーのオープニングセッションで、上野淳駐カンボジア王国特命全権大使は、「私たちの取り組みが、メディアの不可欠な役割を通じて、カンボジア国民に正しく理解され、支持されることが重要です」と述べた。
さらに、日本とカンボジアの関係には長い歴史があり、日本の対カンボジアODAも同様であると付け加えた。実際、日本政府は2022年3月末までに約41億ドルのODAをカンボジアに提供している。
「日本のカンボジアへの援助は、道路や橋、水道、医療、教育システムなどの基本的なインフラ整備をはじめ、人々の生活の質を向上させるその他の分野での援助など多岐にわたる」
「日本は、カンボジアが2023年までに上位中所得国の地位を達成できるよう、この国の社会経済基盤の強化を引き続き支援していく」と付け加えた。
大使は式典の最後に、フン・マネ首相に感謝の意を述べるとともに、日本とカンボジアの外交関係樹立70周年を強調した。私たちは二国間関係を 「包括的戦略的パートナーシップ に格上げしました」と付け加えた。