カンボジアのメディア関係者、倫理、安全、進歩に焦点を当て、世界報道の自由デー2025を祝う

土曜日の午後、カンボジア全土から約5,000人のメディアリーダー、報道官、情報担当官、ジャーナリストがフン・マネ首相主宰の下、世界報道の自由デー2025を記念して集まった。
プノンペンのクロイ・チャンバー国際会議展示センター (CCIC)で開催された第7回カンボジアのジャーナリストとの集いで、首相はカンボジアにおける報道の自由が現在も進展していることを強調した。首相は、メディア部門における倫理基準、質の高いジャーナリズム、情報セキュリティの改善を指摘した。

首相は、国家の発展と民主的ガバナンスにおけるメディアの重要な役割を強調した。同首相は、報道の自由を守り、ジャーナリストの安全を確保し、さまざまなプラットフォームでの対話を促進するという政府のコミットメントを再確認した。

フン・マネ首相はまた、すべてのメディア関係者とコンテンツ制作者に対し、ジャーナリズムのプロフェッショナリズムを守り、行動規範を遵守するよう促した。

ネフ・フェークトラ情報大臣は、同省の科学的方法論と調査回答に基づく最近の調査で、参加者の81.4%がカンボジアの報道の自由の状態を「非常に良い」と評価していることを指摘した。回答者は、メディア部門の良好な秩序、職業倫理の尊重の強化、情報の質と安全性の向上を挙げた。

情報省次官兼報道官のテップ・アスナリス氏は、カンボジアのメディアの自由とジャーナリストの安全性は、79.8%のスコアを報告した同省の2024年の調査結果と比べて6.2%改善したと述べた。

この調査結果は、全25州と首都にまたがる467人のジャーナリストとメディア関係者が500のアンケートに回答した全国調査に基づいている。この調査ではまた、86%以上の回答者が、報道のための情報源へのアクセスのしやすさを含め、ジャーナリストとしての職務を遂行する上で完全な自由と安全を享受していると答えている。

2025年第1四半期現在、カンボジアには1,620のメディア機関が登録されている。このうち、745社はテレビ、ラジオチャンネル、新聞、雑誌、印刷所を含む伝統的メディアであり、875社は新しいメディアプラットフォームである。