国家社会保障基金(NSSF)は、非正規部門に属する家事労働者を含む自営業者に対し、NSSFの給付を受けるためには12月に発行された政令を遵守するよう求めた。
このことは、NSSF幹部が出席した金曜日のカンボジア国営ラジオの特別番組で強調された。番組では、労働者がNSSFカードを持つことの利点が強調された。
60歳以下で、有効なクメールIDカードと非正規経済開発調整委員会発行の「非正規経済加入証明書」を所持する者だけが、NSSFに登録できるようになった。
昨年、NSSFに登録した組合員の総数は200万人を突破した。
同組織によると、NSSFに登録する自営業者の数は大幅に増加している。
その中には、156万人以上の労働者、43万人以上の公務員、元公務員、退役軍人、17万人以上の自営業者、5万6千人以上の世帯主やその家族が含まれている。
年金部門を担当するNSSF支部は、21,288の義務工場を登録し、156万人以上の正会員がいる。
昨年上半期、NSSF年金部門は3,013の義務工場で新規加入者を登録し、その数は約13万人に上った。
また、NSSFの職業災害保険には180万人以上の加入者がおり、そのうち労働者は156万人以上、公務員は24万人以上である。
NSSFは現在、大家族の全員がこの制度による医療給付を受けられるようにするため、現在の個人補償に加えて「家族パッケージ」の確立に取り組んでいる。このイニシアチブは、フン・マネ首相が貧困層のために制度の適用範囲を拡大する構想を発表したことを受けてのものである。
同首相は昨年12月、プノンペンの保健科学大学病院建設の起工式でこの発表を行った。
すべての国民が公平に医療を受けられるようにするための重要な動きとして、フン・マネ首相は「カンボジアにおけるユニバーサル・ヘルスケア・カバレッジのためのロードマップ2024-2035」を正式に発表した。
この12カ年計画では、社会的医療保障を現在の14%から80%に拡大すること、必須医療サービスを少なくとも80%の国民をカバーすること、医療費の自己負担を国民の総医療費の35%まで削減すること、といった3つの中核的な目標に重点を置いている。