カンボジア、朝鮮半島問題の平和的解決に貢献することを再確認

カンボジアは、朝鮮半島問題の平和的解決に貢献する意思があると、フン・セン国家元首代行が再確認した。
「カンボジアは、朝鮮半島における戦争の勃発を回避し、朝鮮半島と両国が良好な関係を築くことを望んでいる」と、フン・セン国家元首代行は今朝、駐カンボジア朝鮮民主主義人民共和国のチャン・ユンゴン大使の表敬訪問を上院宮殿で受けた際に述べた。

両国関係について、フン・セン国家元首は、カンボジアが国連加盟国であることから、北朝鮮に対する制裁に関する国連安保理決議を履行する必要があることについて、北朝鮮側の理解を求めた。

朝鮮民主主義人民共和国とASEANの関係について、カンボジアの国家元首代行は、北朝鮮はASEAN諸国との関係を維持し、ASEANと自らを結びつけるためにASEANのプラットフォームを利用すべきだと勧告した。

「カンボジアは自衛の必要性を理解しているが、北朝鮮は地域やASEANの懸念につながるような必要以上の措置をとるべきではない」と強調した。

カンボジア側からは、チャン・ユン・ゴン大使が、両国の歴史的関係を想起し、特にカンボジアの平和、安全、経済的安定、発展を確保するための措置、開発戦略、政策を採用してきた第7次政権を高く評価した。

大使はまた、北朝鮮建国71周年とカンボジア・北朝鮮国交樹立60周年に対するフン・セン国家元首の祝辞に感謝した。