カンボジアとベトナムの法務省、国境法会議を開催へ

カンボジアとベトナムの法務省は、友好的な国境を越えた関係を促進、強化、拡大するために、今年末にカンボジアとベトナムの国境地方による第3回合同法律会議を開催する予定である。
金曜日、プノンペンの法務省ビルで、チン・マリン法務省国務次官率いるカンボジア代表団は、グエン・カン・ゴック法務省次官率いるベトナム代表団と会談した。

会談の中で、両者は情報交換、視察交流、法執行における経験、刑事・民事両事件における判決について話し合った。

また、麻薬、武器密売、爆発物、人身売買、性売買、森林犯罪、マネーロンダリング、不法越境などの国際犯罪についても話し合われた。

両当事者は、両国間の囚人引き渡しについて協議し、また、前回の覚書(MoU)および両法務省間の2025-2026年協力協定の作業計画を見直した。

両当事者は、両国の国民の利益のため、また、国境付近のすべての地域における治安、公共秩序、安定、発展の維持に貢献することを目的として、国境地方で発生する様々な問題に対するより効果的な解決策を見出すため、今年末にカンボジア・ベトナム国境地方の第3回合同法会議を開催することを約束した。

マリン法務省は、今回の会議で、法と司法の分野における協力と共通の実施を促進するための相互理解が強化されたと述べた。

また、これまでのところ、両省の伝統的・法的協力は、国境を越えた犯罪の防止、司法サービスの提供、両国の国民にとってより効果的な解決策の発見に成功していると述べた。
法務省の報告によると、2017年8月29日から30日にかけて、ベトナムのタイニン省でカンボジアとベトナムの国境地方の第1回合同法律会議が両省によって開催された。第2回会議は2019年12月4日、シェムリアップ州で開催された。

外務・国際協力省の報告によると、カンボジアとベトナムは2020年9月4日に囚人の移送に関する条約に調印し、同条約は2020年10月1日に発効した。