学校給食は社会から疎外された生徒を支援し、地元産食品を促進する

学校給食プログラムは、カンボジア全土の約30万人の生徒に恩恵を与える一方で、地元産の食品を促進する効果的なメカニズムへと変化している。

経済財務省のチャン・ナリス次官は、国家社会保護評議会の事務局長でもあり、7月3日にシェムリアップのLvea小学校で行われた同プログラムの厨房の落成式でこのように述べた。

同事務次官によると、学校給食プログラムは1999年にマクガバン・ドール財団と米国農務省からの資金援助を受けて、世界食糧計画によって最初に実施された。

このプログラムは教育・青少年・スポーツ省と協力し、これまでにカンボジアの10の州で1,114の対象校をカバーしている。

学校給食プログラムは、特に貧困の影響を強く受けている地域で、社会から疎外されている生徒の栄養状態を改善し、就学を促進し、退学者を減らし、無事に卒業できるようにするために開始された。

農村部のインフラが改善され、政府による農業生産が可能になったことで、プログラムの食糧は対象地域の地元農家から供給されている。