カンボジア国立銀行(NBC)は、アジア太平洋地域12カ国の中央銀行および金融当局から34名の代表者を招き、「為替レート政策」のトレーニングコースを開催した。
東南アジア中央銀行研究研修センター(SEACEN)および日本銀行と共同でNBCが主催したこの5日間のコースは、今週初めにシェムリアップ州のソカ・アンコール・ホテルで開講された。
開講式は、NBCのチア・セレイ総裁とSEACENセンターのマンガル・ゴスワミ事務局長を代表するサム・サンニシス副総裁の司会で行われた。
NBCによると、7人の国際的な専門家や学者によって8月21日から25日まで実施されたこのトレーニングコースは、(1)為替レートのレジームの分類を理解する、(2)様々な為替レートのレジームが物価の安定、経済成長、その他の重要な国内変数に与える影響について議論する、(3)均衡為替レートと為替レートのズレを評価する、(4)国際準備と為替介入に関する重要な基礎的問題を理解する、について実践的な知識と経験を提供することを目的としている。