カンボジア、米輸出で1億7000万ドルを稼ぐ

カンボジア米連合会が昨日発表したレポートによると、今年最初の4ヶ月間で、カンボジアは1億7,020万ドルに相当する24万8,491トンの米を輸出した。

カンボジアは4月だけで82,491トンの米を輸出し、4660万ドルを得たと報告書は述べた。中国はカンボジア最大の米輸入国であり、最初の4ヶ月で4,228万ドル相当の6万7,457トンの精米を購入した。

これに加えて、カンボジアはヨーロッパ圏の26カ国に10万5,799トン、ASEAN地域の7カ国に5万7,766トン、その他の目的地に2万1,469トンの精米を輸出した。

輸出された精米品種には、香り米、長粒種白米、パーボイルドライス、有機米が含まれ、香り米が米輸出全体の73%を占めたとしている。

一方、カンボジアは近隣諸国に6億9300万ドル相当の241万トンの籾米を輸出した。

毎年、カンボジアは1,200万トン以上の籾米、または700万トン以上の精米を生産しており、これは国内需要を約50%上回っている、と農林水産省のヤン・サイン・コマ国務長官は述べた。

「私たちの将来の目標は、農家を支援することに加え、食糧安全保障と持続可能な経済・環境を確保することです」と彼は語った。

「カンボジアの米セクターは、国家の食糧安全保障を確保するための食糧生産に成功しているだけでなく、世界の食糧安全保障にも貢献しています」と彼は付け加えた。
コマ国務長官によると、2024年の最初の4ヶ月間で、籾米と精米の輸出は2023年の同時期と比較して30%以上増加した。

2015年、カンボジアは100万トンの精米を国際市場に輸出するという目標を立てたが、約10年経ってもこの野心的な目標はまだ達成されていない。

カンボジア米連合会は現在、2025年までに少なくとも100万トンの精米を輸出するという目標を掲げている。

それによると、過去4年間で、カンボジアの国際市場への米輸出量は年間60万トン強に達し、2021年には617,069トン、2022年には637,004トン、2023年には656,423トンとなっている。