クオン・スダリー国会議長は2024年4月24日夜、在カンボジア日本大使館の公邸にて、駐カンボジア日本国大使植野篤志の招待を受け、会食した。
会談の中で、国会議長は、カンボジアと日本の関係は、共通の価値観、相互尊重、信頼、相互利益に基づく緊密な友好関係であると述べた。
国会議長と駐日大使はまた、政治分野における女性の政治的意思決定、教育、情報、貿易、産業、投資、地域と世界の地政学的状況について意見交換する機会を得た。
大使は、和平交渉から内戦後のカンボジア再建の過程、そして今日のような平和、政治的安定、発展の達成に至るまで、あらゆる分野におけるカンボジアの進展に喜びと祝意を表明した。
大使の発言を受けて、国会議長は、今日に至るまでのあらゆる分野におけるカンボジアの発展は、資金援助、技術インフラ、人材など、日本の友人からの莫大かつ貴重な支援と援助と切り離せないものであることを強調した。
スダリー国会議長は、カンボジアと日本には長い関係と協力の歴史があると強調した。この外交的な絆は、「国王陛下」ことノロドム・シアヌーク国王の時代から、フン・セン前カンボジア首相と天皇陛下、首相、そして日本人を率いて現在まで、両国の指導者たちによって維持され、促進されてきた。
双方は、カンボジアと日本の関係をさらに強化するため、今年初めにフン・セン大臣が日本を訪問し、岸田文雄首相、小村正彦元外相と会談したことを想起した。