カンボジア地雷対策庁のリ・トゥチ第一副総裁は、在カンボジアASEAN加盟国大使館の代表団を率いて、オダー・ミアンチェイ州アンロンヴェン郡アンロンヴェンコミューンにおけるハロ・トラストの地雷除去活動を視察するとともに、在カンボジア日本国大使館およびプリンス・ホールディング・グループの代表も訪問した。 カンボジア地雷対策庁によると、今回の訪問はASEAN地域地雷対策センターの主催によるもので、ブアケオ・プンボンサイ駐カンボジア大使(ASEAN地域地雷対策センター運営委員会委員長)とブス・ロスナ事務局長が引率した。
その際、リ・トゥチ第一副総裁は、このセンターがフン・セン前首相の主導で設立され、現在はカンボジア王国の上院議長に選出されているASEAN地域地雷対策部門の指導と調整におけるASEAN地域地雷対策センターの役割と責任を賞賛した。
「サムデク・テチョ氏のイニシアチブは、2012年のカンボジアのASEAN議長国時代、すべてのASEAN諸国の首脳によって歓迎され、支持されました」と、リートゥッチ氏は述べた。
同時に、フン・マネ首相は、ASEANが「運命共同体」の目標を達成し、国家と国家、国民と国民の利益のために、あらゆる分野での協力と全方位的な戦略的パートナーシップを拡大することにより、ASEAN諸国との関係を強化し続けるという外交政策について概説した。
また、リ・トゥチ第一副総裁は、カンボジア王国政府の政策と戦略計画、協力、技術者訓練、専門官の参加を通じて、国、地域、世界レベルで地雷と爆発性戦争残存物の問題を解決するための第7の任務についても言及した。
リ・トゥチ第一副総裁はハロ・トラストの協力に感謝し、1991年からカンボジアの人道的地雷除去に携わってきたハロ・トラストの努力と功績を高く評価し、近い将来、地雷のないカンボジアを実現するための強力なパートナーであると考えている。