来月予定されているフン・マネ首相のオーストラリア訪問を前に、民間部門は関係省庁・機関とともに、オーストラリアからの投資パートナーを誘致し、半製品および加工製品のオーストラリアへの輸出を促進するための方法を検討している。
先週の金曜日、革新開発投資家協会主催のカンボジアビジネス代表団「オーストラリアへのアグリビジネス、貿易、投資ミッション」プログラムのオリエンテーションに、国内の関係者グループが集まった。
このプログラムは、2024年3月5日から7日までメルボルンで参加予定の代表団に対し、上記ミッションに関連する意見や提言を提供するために企画された。
カンボジア開発評議会のカンボジア投資委員会副事務局長であるスオン・ソファル氏は、ASEAN-オーストラリア特別首脳会議の準備と連動してビジネスミッションを組織するにあたり、開発投資協会、実業家、国内投資家によって開始されたプログラムを高く評価した。
「今度のミッションに参加する代表団は、オーストラリアからカンボジアへの投資パートナーを誘致するため、またカンボジアの半製品や加工品、特に農業食品分野のオーストラリアへの輸出を促進するため、関係省庁や機関と協力する予定です」とソファル氏は述べた。
オリエンテーション・プログラムには、カンボジア開発評議会、商務省、開発投資協会、民間企業の代表者約30名が参加した。
ASEAN・オーストラリア特別首脳会議は3月にオーストラリアのメルボルンで開催される予定であり、オーストラリア政府は東南アジア諸国との関係を改善する機会を得ることを目的としている。
フン・マネ首相は、3月4日から6日までメルボルンで開催されるオーストラリア・ASEAN特別首脳会議に参加するため、国家指導者として初めてオーストラリアを訪問する。
カンボジア商工会議所も首相の訪豪に参加する予定だ。
同商工会議所のリム・ヘン副会頭によると、フン・マネ首相が3月にオーストラリアを訪問する際に、ビジネスフォーラムを開催する予定だという。
「このフォーラムは、カンボジアへの投資誘致のため、潜在的な投資家にカンボジアのビジネスと投資機会を促進することを目的としています」とヘン副会頭は日曜日に述べた。
オーストラリアは、カンボジア製品の世界最大の受取国のひとつであり、カンボジアへの潜在的な投資家であると彼は述べた。
税関総署の数字によると、2023年のカンボジアとオーストラリアの二国間貿易額は5億200万ドルで、2022年に比べ1.05％増加した。
カンボジアはオーストラリアに約3億7000万ドル相当の商品を輸出し、前年比1.57％増加した。
