ASEANは、カンボジアの教育・スポーツ分野における急速な発展を高く評価している。
2024年2月22日、プノンペンで開催された「2023年度体育教師教育と障害者スポーツの推進に関する日・ASEANワークショップ」の閉会式で、教育・青少年・スポーツ省のヴァス・チャムローウン国務長官はこのように強調した。
日本の「スポーツ・フォー・トゥモロー」の支援を受け、4日間のワークショップには、開催国のカンボジア、ミャンマー、マレーシア、タイ、シンガポール、ラオス、インドネシア、ブルネイ・ダルサラーム、フィリピン、ベトナムを含むASEAN加盟国の教育関係者が参加した。
同国務長官は、このプロジェクトがすべての教育機関における学生の心身の健康促進に重要な役割を果たしていることを強調した。
このワークショップは、ASEANの関係者間の関係構築と協力をさらに進めるだけでなく、体育・スポーツにおける人材育成という日・ASEANの目標を達成し、地域経済発展の主要な労働力であるASEANの人々の健康を向上させる。
また、カンボジアの体育振興に関する行動計画を普及させ、ASEAN内の他国から学ぶことも目的としている。
ワークショップは2月19日から22日まで、国立体育・スポーツ研究所が日本の日本体育大学と共同で開催した。