フン・マネ首相、デジタル化を推進するために手を取り合え

フン・マネ首相は、各省庁、教育機関、教育関係者に対し、カンボジアの開発ニーズとデジタル経済・政府への移行を支援するデジタル化のための協力を強化するよう促した。

首相は昨日、プノンペンのカーン・チャバル・アンポフのサンカット・ヴィール・スボフにある国立経営大学の新キャンパスの落成式でこのように発言した。

「政府はデジタル革命による国民経済の発展に細心の注意を払っています。同時に、高等教育は、この新しい時代の国民経済の発展に参加する高い能力を持つ人材を育成するための重要な要素でもあります」と首相は述べた。

首相はまた、グリーン・インフラストラクチャーの構築とエネルギー転換における協力を通じて、持続可能な社会経済発展を支える不可欠な部分であるグリーン経済発展にも焦点を当てようとした。

「この第7の任務の間に、政府のデジタル政策に沿ってデジタル時代に対応するため、すべての政府省庁や機関はデジタル変革ユニットを設立しなければなりません」と首相は述べた。

カンボジア政府は、「カンボジアデジタル経済社会政策フレームワーク2021-2023」、「カンボジアデジタル政府政策2022-2035」、「ペンタゴン戦略フェーズ1」、「カンボジア金融技術開発政策2023-2028」といった一連の政策を導入している。

これらの政策の目的は、デジタル経済を新たな成長の原動力とすると同時に、生産性と効率性の向上に貢献し、国民の福祉を向上させるエコシステムを構築することである。

若いダイナミックな人口を抱え、技術に精通した労働力が急増しているカンボジアは、デジタル経済を活用するのに有利な立場にあると、首相は昨年末に中国で開催された国際フォーラムで述べた。
その際、フン・マネ首相は、カンボジアがデジタル経済の分野で提供する機会を探るため、官民双方の主要パートナーを歓迎した。

このイニシアティブは、2030年までに高中所得国に、2050年までに高所得国になるというカンボジアの使命を支援するものである。