オーストラリアはカンボジア王国との経済、投資、貿易、農業、気候変動などの分野における協力をさらに強化し、地域的・世界的危機に対する社会経済開発を支援することを再確認した。
昨日、フン・マネ首相は、プノンペンの平和宮殿にて、協力関係拡大の可能性を検討するための代表団を率いたジャスティン・ケヴィン・ワイアット在カンボジアオーストラリア大使の表敬訪問を受けた。
会談の中で、ジャスティン大使は温かな歓迎に感謝するとともに、フランス共和国への公式訪問とスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの成功を祝った。
同大使は、同首相の初の欧州歴訪の目覚ましい成果を目の当たりにし、特に経済、投資、貿易、保健、教育、農業、環境問題、気候変動、国防システムの能力向上など、あらゆる分野でカンボジアとの協力をさらに強化するとのオーストラリア政府の決意を再確認した。
同首相のソーシャルメディアへの投稿によると、フン・マネ首相は、カンボジアの社会経済発展におけるオーストラリアの支援と援助に感謝の意を表した。
フン・マネ首相はまた、カンボジア王国の投資法の魅力と、同国における良好な投資環境の予測可能性と現実性を保証する投資家や企業へのインセンティブ政策に焦点を当てた、カンボジア王国政府のペンタゴン戦略-第一段階の方向性を大使に伝えました。
首相と大使は、カンボジアとオーストラリの共通の利益のために、地域的・国際的な問題に関連する多くの問題を議論した。
両首脳の対話は、カンボジアとオーストラリアの長年の友好と協力を象徴するものであり、現在の関係を強化し、協力の機会を検討し、共通の関心事について話し合う機会となった。
このような外交的接触は、ASEAN地域と国際社会におけるカンボジアの継続的な極めて重要な役割を踏まえ、外国の同盟国との透明で協力的な関係を維持するためのカンボジアの献身を強調するものである。
カンボジア王国政府のペン・ボナ報道官はクメール・タイムズの取材に応じ、「世界のほとんどの国は、フン・マネ首相の指導の下、現政権が長期的な投資プロジェクトの核となる平和と安定を維持する能力が十分にあることに気づき始めている」と述べた。
ボナ報道官はさらに、「首相は、既存のすべてのパートナーとの協力関係を継続するだけでなく、別の潜在的な分野でも協力関係を拡大できるよう支援するという明確な方針を打ち出しました。このため、オーストラリアだけでなく、多くの国がカンボジアとの貿易・投資の機会を模索し始めたのです」と述べた。
その後、フン・マネ首相は、アミダ・サルシア・アリスジャバナ国連事務次長兼国連アジア太平洋経済社会委員会（UN-ESCAP）事務局長と会談した。
首相と副事務総長との意見交換では、環境保護、UN-ESCAP加盟国とのビジネス活動を結びつけることによる投資と貿易の促進、市民のデジタル能力の強化、持続可能な開発目標の達成に貢献するための財政支援について話し合われた。
