観光省、中国大手企業 YIG と MoU を締結

カンボジア観光省は昨日、中国雲南省投資控股集団有限公司(YIG)との間で、シェムリアップ市における文化観光の共同開発に関するMoUを正式に締結した。YIGとシェムリアップ市における文化観光の共同開発に関するMoUを正式に締結した。

この協定は、カンボジアの観光大臣ソク・ソケン大臣とYIGのCEOであるリウ・ミンリン大臣の間で締結され、両国が2024年を「カンボジア・中国人民交流年」として正式に発表した翌日、土曜日にシェムリアップ州で盛大な祝賀会が開催された。

式典の中で、ソケン大臣はカンボジアの観光開発におけるYIGの役割、特にシェムリアップ・アンコール国際空港の建設に感謝の意を表した。

同大臣は、空港が人と人との交流の触媒としての役割を担っていることを強調し、観光がそのような交流を促進する上で極めて重要な役割を担っており、「これはペンタゴナル戦略に沿ったものである」と述べた。

ソケン大臣はまた、観光省の戦略的目標についても概説し、カンボジアを多くの選択肢と温かいもてなしのある国際的な旅行先として確立することなどを挙げた。

シェムリアップの文化観光開発における観光省とYIGの協力関係を促進するMoUは、国際観光客、特に中国からの観光客を誘致し、カンボジアの文化観光産業を強化するために新空港がもたらす機会を活用することに焦点を当てている。

この合意はまた、シェムリアップで新しい文化観光商品を紹介する道を開くもので、中国市場でカンボジア観光を促進するために投資パートナーを巻き込む計画もある。

取り組みには、展示会への参加、農場旅行の組織化、中国企業やメディアの関与、さまざまなプロモーション方法の採用、カンボジアの技術と観光の強化、中国からカンボジアへのフライトの増加の促進などが含まれる。

リウ大臣は、「カンボジアを訪れる中国人観光客の増加を目指し、観光省と協力して文化観光の具体的な計画を策定することを約束する」と述べた。

YIGは、現在雲南省で最大の資産規模を持つ総合投資持株会社である。従業員数は18,000人。雲南投資グループは「2018年中国トップ500社」の評価で185位にランクされた。現在、雲南投資集団は金融、情報、大型医療、エネルギー、鉄道、貧困削減、文化観光、現代農林業などの分野に従事している。