フン・マネ首相は、市場の維持と多様化についてすべての関係者が協力するよう呼びかけた。
本日午後、カンボジアで開催された、2023年の商業活動を振り返り、2024年の新たな目標を定める年次会議の閉会式で、フン・マネ首相は、「カンボジア製品の新たな市場を拡大する一方で、カンボジアは古い市場を維持・強化しなければならない」と述べた。
「新市場の多様化は必要ですが、既存市場は品質向上による信頼性の確保によって維持・強化されなければなりません」と首相は強調した。
カンボジアは中国と韓国と2つの二国間FTAを結んでおり、それぞれ2022年1月と12月に発効した。また、カンボジアは太平洋地域15カ国からなるメガFTAである地域包括的経済連携(RCEP)を発効させた。
カンボジアは最近、アラブ首長国連邦と包括的経済連携協定を締結した。
1月から11月までのカンボジアの国際貿易額は435億ドル以上で、前年同期比9.7％増加した。カンボジアは約210億ドル相当の商品を海外市場へ輸出し、昨年に比べ4％増加した。
米国、ベトナム、中国、日本が王国の最大の市場であり、輸出額はそれぞれ81億ドル、26億ドル、13億ドル、10億ドルであった。
チャム・ニムル商務大臣は、商務省は貿易のさらなる拡大に引き続き取り組んでいる。
「商務省は、自動化システム、コストと時間の削減、物価の安定維持、国内貿易の促進、市場の発展、民間セクターの発展を通じて、改革を深化させ、同省の公共サービス提供の質を向上させ続けている」と述べた。
カンボジアの主な輸出品は、衣料品、機械・電気機器、履物製品、皮革製品、穀物、家具、ゴム、果物、野菜、真珠、玩具、繊維製品である。
