「カンボジアは、同国と世界の観光拠点との接続性を向上させるため、さらに2つの空港を建設する予定であると」マオ・ハバナル民間航空事務局担当大臣が述べた。
カンボジアは、観光開発という政府の課題の一環として、モンドルキリとコロン島の空港の開発を計画していると、ハバナル大臣は最近明らかにした。
カンボジアは2つの空港を建設し、1つの空港の規格をアップグレードし、国の接続性を向上させるためにさらに2つの空港の建設を計画しています。
建設中の2つの空港の1つはテチョ国際空港で、2024年に完成する予定である。
カンボジア空港投資株式会社が投資するこの15億ドルのプロジェクトは、カンダール州とタケオ州南部の2,600㌶の土地に中国建設第三工程局集団有限公司によって建設されている。
世界最高クラスである4Fクラスの空港の工事は2019年に始まった。
マスタープランによると、新空港は第1期で年間1,300万人、2030年の第2期で3,000万人、第3期では2050年に最大5,000万人の旅客に対応できるようになる。
建設中の2番目の空港は、現在最終段階にある、2億ドルをかけたコ・コン州のダラ・サコー国際空港である。
中国企業の天津連合開発集団が開発したこの空港は、ボーイング777やエアバスA340などのワイドボディ機に対応する予定だ。
11億ドルをかけて建設されたシェムリアップ・アンコール国際空港は、11月16日に正式に開港し、ユネスコに登録された有名なアンコールワット遺跡公園がある同州を、より多くの外国人観光客が訪れるようになることが期待されている。
カンボジアの国際空港の今年1月から10月までの航空旅客数は411万人で、前年同期比144%増であったことが、民間航空局の報告書で明らかになった。
同国は、10ヶ月間に国際空港で合計41,596便のフライトを記録し、前年同期比93%増であった。
ハバナル大臣は、「この数字はカンボジアの航空産業の大幅な回復を示している」と述べた。
カンボジアは現在、ASEAN加盟8カ国をはじめ、中国、韓国、カタールなどと直行便を結んでいるという。