カンボジア、カンポット胡椒のGI強化に向けた戦略を策定

カンボジア商務省(MoC)とカンポット胡椒振興協会(KPPA)は金曜日、欧州連合(EU)における保護地理的表示(PGI)としてのカンポット胡椒製品の市場価値とブランド価値向上に取り組むことを改めて確認した。

この取り組みは、カンポット州にあるKPPA本部で商務省オーク・プラチェア国務長官が主宰したレビュー会議の場で発表され、海外市場でのGI胡椒製品の競争力を高めるための戦略ロードマップが公開された。

会議には、農林水産省の関係者、地域知事、開発パートナー、そして業界を支える農家や輸出業者などが参加した。

プラチェア長官は、協会の理事会および会員の高い責任感と勤勉な取り組みを称賛。過去1年間の協会の成果は単なる商業的成功にとどまらず、カンポットおよびケップ地域の包摂的で持続可能な地方経済の原動力として機能していると強調した。

「これらの成功は協会の成功であると同時に、カンボジアの地理的表示(GI)部門の誇りであり、包摂的かつ持続可能な地方経済を牽引する力でもある」とプラチェア氏は述べた。

商務省と国家知的財産管理委員会は、協会への支援を改めて確認。戦略は3つの柱に焦点を当てており、カンポット胡椒ブランドの国際市場での競争力強化、地理的表示開発国家戦略の厳格な実施、そしてGI規格の徹底遵守によって「黒い金」と称される胡椒の評判を守ることを目的としている。

「商務省と国家知的財産管理委員会は、協会との緊密な協力を継続し、地理的表示開発国家戦略の実施とカンボジア製品の国際市場での競争力向上を支援していく」とプラチェア氏は述べた。

プラチェア氏は、伝統的な規律と現代的な革新的手法を組み合わせることで、協会がカンポット胡椒の市場価値とブランド価値を世界的に高め続けると確信を示した。協会の統計によれば、昨年は112トンの著名なカンポット胡椒が海外市場に輸出された。

報告によると、カンボジア産カンポット胡椒の約85%がフランス、ドイツ、韓国、ロシア、米国、チェコ、シンガポールなど海外に輸出され、残り約15%が国内消費向けである。

カンポット胡椒は黒胡椒、赤胡椒、白胡椒の3種類があり、2025年には前年より高値で取引され、黒胡椒が1トンあたり1,700ドル、赤胡椒が2,700ドル、白胡椒が3,000ドルで販売された。