ノロドム・モニニート・シアヌーク王太后は、国際女性デー(3月8日)を前に、女性と子どもが暴力や差別のない尊厳ある生活を送れるよう、国民に平和の維持を呼びかけた。
第115回国際女性デーを記念するメッセージで、王太后は世界中の女性たちが権利や自由、民主主義、男女平等のために闘ってきた勇敢な努力を称賛した。
カンボジアの平和は偶然に生まれたものではなく、国家指導者らの長期的な戦略と国民の協力による成果であると強調。基盤には1991年のパリ和平協定や、現上院議長であるフン・セン元首相の「ウィンウィン政策」があると述べ、平和維持が最優先課題であると訴えた。
「平和はかけがえのないものであり、すべての人種の人々が差別なく共に暮らし、信仰や宗教、慣習、伝統を自由に実践し、包括的かつ平等な社会保障を享受するために不可欠である」と王太后は語った。
また、カンボジア・タイ国境問題という課題に直面する中でも、主権と領土の一体性、公共秩序の維持に尽力しているフン・マネ首相率いる政府に感謝の意を表した。
さらに、国境紛争の影響を受けた最も脆弱な人々への支援活動を主導するカンボジア赤十字社およびカンボジア・ガールガイド協会の活動を高く評価した。
王太后は、平和こそが国民全体の安全と発展を支える基盤であると強調し、国民に団結して平和を守るよう呼びかけた。