カンボジア、カンポット州で鳥インフルエンザ感染例を確認

カンボジア保健省は、カンポット州トゥクチュウ地区に住む30歳の男性がH5N1型鳥インフルエンザに感染していたことを発表した。患者はカンドル・コミューン、ミーンリット村在住で、発熱、咳、腹痛の症状があった。医療チームによる適切な治療の結果、患者は回復し、2026年2月14日に自宅へ退院した。

調査によると、患者宅で死亡した鶏を発症3日前に調理していたことが感染の原因とみられる。保健省の緊急対応チームは、地方農業部門や地方当局と連携し、感染源の特定、人・動物間の感染経路の追跡、接触者へのタミフル配布、健康教育活動を行い、地域社会でのさらなる感染拡大防止に努めている。

保健省は市民に対し、H5N1鳥インフルエンザの脅威は依然として続いており、常に警戒するよう呼びかけている。発熱、咳、痰、呼吸困難などの症状があり、発症前14日以内に病鳥や死んだ鶏と接触した場合は、集会や人混みを避け、最寄りの保健センターや病院で早急に診察・治療を受けることが重要である。

H5N1鳥インフルエンザは通常、病鳥から他の鳥に感染するが、まれに人にも感染する。人への感染は重篤な症状を引き起こすため、迅速な医療対応が必要である。現在は人から人への感染は起こりにくいが、ウイルスが変異すると季節性インフルエンザのように感染する可能性がある。

予防のポイント
• 病鳥や死んだ鶏・アヒルには触れず、調理時は手袋やマスク、またはスカーフで鼻を覆う。調理前に沸騰したお湯で羽を湯通しする。
• 手洗いや衛生管理を徹底する。特に動物や鶏の羽毛に触れた後は手を洗う。
• 食材は十分に加熱する。肉、家禽、卵は生食や半熟で食べず、生食材と加熱済み食材を分ける。調理器具は適切に洗浄する。
• 村や自宅で多数の病鳥・死鳥があり、発熱や咳、痰、呼吸困難がある場合は、最寄りの保健施設で早急に診察を受ける。

市民はこれらの予防策を守り、健康管理に努めるよう呼びかけられている。

詳細や緊急の問い合わせは、保健省の無料ホットライン 115 まで。