フランコフォニー首脳会議で観光振興に期待 カンボジア

カンボジア政府は、11月中旬に開催予定の第20回フランコフォニー首脳会議を通じ、同国の観光魅力を世界に発信したい考えだ。観光相のフオット・ハク氏が前日、関連行事の準備状況を確認する会合で明らかにした。

首脳会議は、ユネスコ世界遺産アンコール遺跡公園を擁する州で開催され、国際的な評価の向上につながると期待されている。ハク観光相は、首脳会議と並行して実施される文化イベント「ビレッジ・フランコフォニー」の進捗確認会合を主宰する中で、こうした見解を示した。

会議には、国際フランコフォニー機関(OIF)に加盟・オブザーバーとして参加する93の国・地域から、国家元首や政府首脳が集う予定で、国際政治、経済、人権、教育など幅広い課題が議論される。

11月の会合では、二つの主要な関連イベントが予定されている。世界で約3億4,300万人とされるフランス語話者の伝統、料理、芸術を紹介する文化拠点「ビレッジ・フランコフォニー」と、科学技術革新やデジタル分野におけるフランス語の役割をテーマとするフォーラム「フランコテック」だ。

ハク観光相は、「90を超える加盟国に加え、多数の国内外メディア関係者が参加する歴史的な国際イベントになる」と強調。「その存在自体が、カンボジアの観光ポテンシャルを広くアピールし、国際社会における国のイメージ向上に大きく寄与する」と述べた。